“WordPress mu”

  • WordPressで写真付きの日記をアップしたりレビューを書いたりしている時、複数の画像を自由にレイアウトしたり表を作りたいと思うことがある。

    WordPressでは所謂HTMLのテーブル(Table)タグでのレイアウトは考えていないから、デフォルトのエディターのままでは、テーブルを作るのはかなり面倒。HTMLのタグが分かる人なら、ビジュアル編集モードからHTML編集モードに切り替え<table><tr><td>と書いていけばいいが、HTMLが分からない人にとっては難しく、また、サイズの変更やセルの結合など面倒な事が多い。

    テーブル作成系のプラグインは数種類あるが、一番のお薦めは「Editor Extender」。
    Editor Extenderはテーブル作成のプラグインという訳ではなく、多くの機能を追加してくれる。
    Editor Extenderのインストールは簡単。ダウンロードしたEditor Extenderをpluginsフォルダに入れ、プラグインの有効化をするだけでいい。
    なお、多種の機能があるEditor Extenderだが、あまり使わないものもあるから、Editor Extenderの設定画面のチェックボックスで必要なものだけチェックすることをお薦めする。デジタルゲートがお薦めするのは「Style」と「Table」の2つ。

    あとは編修画面に増えたメニューアイコンから使っていくだけだが、ブラウザによって多少違うから要注意。

    IEでは、セルの結合に、マウスでのドラッグによるセルの複数選択ができない(ポップアップされるメニューから結合したい数を入力すれば可能)。

    Lunascapeでは、レンダリングエンジンの選択にもよるが、メニューアイコンのツールチップが出ない。

    お薦めなのはFireFox。Windows、Mac共、問題なく使える。

    MacのSafari 1.x も表示されない。

    最後に動作環境だが、WordPress2.6.xだとポップアップメニューが正しく表示されない。現行の2.7.1にアップデートすることをお薦めする。

    ちなみに、WordPress muでは、設定メニューのチェックボックスが保存できないため使用できない。

  • ■日本語化

    管理ページにログインしたら、右の方にあるタブ「Setting」をクリック

    Blog language:をJapaneseに

    これでメニューが日本語になる

    ■表示を日本に合わせる

    週の始まりを「日曜日」

    日付フォーマットを「Y 年 n 月 j 日」
    表示例: 2008 年 9 月 10 日

    時刻フォーマットを「g:i A」
    表示例: 10:26 AM

    これで日本語版らしくなる。

  • WordPress mu のインストールと設定

    ·

    WordPress muは、複数のブログを構築するのに便利なシステム。

    基本的なインストールの方法は通常のWordPressに近いが、1点だけ注意点がある。
    通常のWordPressをインストールしたことのある人は、直下にあるwp-config-sample.phpをコピーしてwp-config.phpにリネームし、通常のWordPressと同じように設定しアップロードしてしまう。
    しかし、muでそれをしてしまうと
    No WPMU site defined on this host. If you are the owner of this site, please check  Debugging WPMU for further assistance.
    という1行のエラーメッセージが表示され悩むことになる。

    WordPress muではインストールの途中で、データベースの設定をするから、ファイルをアップしたら、素直にインストールに進むこと。

    ただし、既存のWordPressとの混在が気になるようであれば、table_prefix を wp_ から他のものに変えておくといい。

    先にWordPress muのフォルダとその下のwp-contentのパーミッションを777にしておくと楽。
    インストール後は755で運営。

    ■日本語化

    『Google Code』http://code.google.com/p/wpmu-ja/

    で日本語リソースをダウンロード

    wp-contentフォルダ内にlanguagesフォルダを作成し、その中にダウンロードしたja.moとja.poをアップロードする。
    あとはインストール後管理メニューでjapaneseを選ぶだけで日本語になる。

    ■サブドメインの設定について

    インストールの最初に
    Sub-domains (like blog1.example.com)
    Sub-directories (like example.com/blog1)
    のラジオボタンがある。

    ドメイン名のAレコードをワイルドカード設定できるなら、サブドメインを選ぶといい。
    SEO対策としてもGoogle Analyticsにもサブドメイン形式がお薦め。

    なお、wordpress mu 2.6.1の場合、インストール完了後のメールの表題が文字化けしているので、
    間違って捨ててしまわないように注意。

    ■インストール後、何も表示されない場合、

    htaccessファイルにのパーミッションが600になっていることがある。
    その場合h、htaccessのパーミッションを604に変更すれば、表示される。