HTTPステータスコードについて

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『HTTPステータスコード』はRFC2616等によって定められた3桁の数字からなるコードで、このコードを理解するとサイトの問題点を知ることができる場合がある。
例としてデジタルゲートが運営する某サイトの、ある日のレスポンスコードは以下の通り

コード 比率
Code 200 – OK 82.23% 3951
Code 206 – Partial Content 0.04% 2
Code 301 – Moved Permanently 0.06% 3
Code 302 – Found 8.12% 390
Code 304 – Not Modified 7.58% 364
Code 403 – Forbidden 0.23% 11
Code 404 – Not Found 0.87% 42
Code 500 – Internal Server Error 0.87% 42

表中の各コードに関する説明

Code 200 – OK 82.23% 3951
200 OK
ページが正しく表示された場合はこのステータスコードを返していることが多い。

Code 206 – Partial Content 0.04% 2
206 Partial Content
部分的GETリクエストを受けた場合に返される。

Code 301 – Moved Permanently 0.06% 3
301 Moved Permanently
Location: ヘッダに移動先のURLが示されている場合や、URLの末尾に/を付けずディレクトリにアクセスした場合に返される。

Code 302 – Found 8.12% 390
302 Found
以前はリクエストしたリソースが別のURLにあり、そのURLには存在していない場合のステータスコードであったが、今は302はFoundとして使われている。

Code 304 – Not Modified 7.58% 364
304 Not Modified
リソースが更新されていない場合に返される。

Code 403 – Forbidden 0.23% 11
403 Forbidden
アクセス拒否や処理出来ない場合に返される。

Code 404 – Not Found 0.87% 42
404 Not Found
アクセス権がない場合やリソースが見つからない場合に返される。

Code 500 – Internal Server Error 0.87% 42
500 Internal Server Error
CGIの文法エラー等、サーバ内部にエラーが発生した場合に返される。

例えば上記のデータにおいてCode 500やCode 403、Code 404が大量にある場合は、その原因を調べる必要がある。