WordPress muは、複数のブログを構築するのに便利なシステム。
基本的なインストールの方法は通常のWordPressに近いが、1点だけ注意点がある。
通常のWordPressをインストールしたことのある人は、直下にあるwp-config-sample.phpをコピーしてwp-config.phpにリネームし、通常のWordPressと同じように設定しアップロードしてしまう。
しかし、muでそれをしてしまうと
No WPMU site defined on this host. If you are the owner of this site, please check Debugging WPMU for further assistance.
という1行のエラーメッセージが表示され悩むことになる。
WordPress muではインストールの途中で、データベースの設定をするから、ファイルをアップしたら、素直にインストールに進むこと。
ただし、既存のWordPressとの混在が気になるようであれば、table_prefix を wp_ から他のものに変えておくといい。
先にWordPress muのフォルダとその下のwp-contentのパーミッションを777にしておくと楽。
インストール後は755で運営。
■日本語化
『Google Code』http://code.google.com/p/wpmu-ja/
で日本語リソースをダウンロード
wp-contentフォルダ内にlanguagesフォルダを作成し、その中にダウンロードしたja.moとja.poをアップロードする。
あとはインストール後管理メニューでjapaneseを選ぶだけで日本語になる。
■サブドメインの設定について
インストールの最初に
Sub-domains (like blog1.example.com)
Sub-directories (like example.com/blog1)
のラジオボタンがある。
ドメイン名のAレコードをワイルドカード設定できるなら、サブドメインを選ぶといい。
SEO対策としてもGoogle Analyticsにもサブドメイン形式がお薦め。
なお、wordpress mu 2.6.1の場合、インストール完了後のメールの表題が文字化けしているので、
間違って捨ててしまわないように注意。
■インストール後、何も表示されない場合、
htaccessファイルにのパーミッションが600になっていることがある。
その場合h、htaccessのパーミッションを604に変更すれば、表示される。