オープンソースが大流行りだが、そういった中で、今後話題の中心になりそうなのが、concrete5(コンクリートファイブ)というCMS。分類としてはブログ用システムではなくホームページ制作運用ソフトとなる。他のソフトとは全く違う使い方、Ajaxをふんだんに使い洗練されたスタイルが特徴とも言える。
■ concrete5(コンクリートファイブ)について
代表的なCMS系のオープンソースといえば、よく知られているものに限定しても、WordPress、Xoops、Joomla!、Drupal、EC-CUBE、OsCommerce、Zen Cart、Movable Type OS、Open PNE、と様々なものが存在している。「concrete5」というこれほど優れたソフトが今まで知られていなかったのには大きな理由があった。
それは価格。
concrete5(コンクリートファイブ)は2008年6月にオープンソース化され誰でも無料で使えるようになったが、それ以前は約130万円という金額で販売されていたソフトウェアだった。
高機能で洗練されている理由もそこにある。
無料になったとは言っても、そんな高機能なソフトである以上、膨大なファイルと高度なセットアップ技術や専門的知識がいるのだろうか。
答えは No。
圧縮されたconcrete5のファイル群は8MBも無い。
さらに、インストールに関してはいくつかのお約束が存在するが、それさえ済ませてあれば、インストールはあっけないほど簡単。
ダウンロードを含めても30分足らずで下のようなサイトがスタートできる。
『Digital Gate :: concrete5』
http://concrete.digital-gate.com/
これから、順を追ってconcrete5の入手からインストール、セットアップ、改造、concrete5用テンプレートの作成を掲載していく予定。